AZUL Energy株式会社の情報

宮城県仙台市青葉区一番町1丁目9番1号

AZUL Energy株式会社についてですが、推定社員数は1~10人になります。所在地は仙台市青葉区一番町1丁目9番1号になり、近くの駅は勾当台公園駅。有限会社Nコーポレーションが近くにあります。また、法人番号については「4370001044625」になります。
AZUL Energy株式会社に行くときに、お時間があれば「仙台市戦災復興記念館  」に立ち寄るのもいいかもしれません。


法人名フリガナ
アジュールエナジー
住所
〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町1丁目9番1号
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推定社員数
1~10人
周辺のお天気
周辺の駅
4駅
仙台市地下鉄南北線の勾当台公園駅
仙台地下鉄東西線の青葉通一番町駅
仙台市地下鉄南北線の広瀬通駅
JR東日本仙石線のあおば通駅
地域の企業
3社
有限会社Nコーポレーション
仙台市青葉区一番町3丁目3番16号
有限会社リーエンタープライズ
仙台市青葉区一番町1丁目11番19号
合資会社二宮商店
仙台市青葉区一番町4丁目9番18号
地域の観光施設
3箇所
仙台市戦災復興記念館  
仙台市青葉区大町2-12-1
瑞鳳殿
仙台市青葉区霊屋下23-2
せんだいメディアテーク  
仙台市青葉区春日町2-1
法人番号
4370001044625
法人処理区分
新規

AZUL Energy、Cleantech Group主催の「2025 APAC Cleantech 25」に選出
2025年04月10月 17時
AZUL Energy、Cleantech Group主催の「2025 APAC Cleantech 25」に選出
脱炭素を加速する技術として画期的なレアメタルフリー触媒に世界が注目
AZUL Energy株式会社(アジュールエナジー、本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:伊藤 晃寿、以下「AZUL Energy」)は、Cleantech Group主催の「2025 APAC Cleantech 25」に選出されました。
「APAC Cleantech 25」では、アジア太平洋地域(APAC)の持続可能なクリーンテック・イノベーションを担う民間企業のうち、今後5年から10年の間に重要なインパクトをもたらすと期待される企業を25社、毎年リストアップしています。
リストアップはAPAC Cleantech 25の各種専門家からの推薦と、世界中のクリーンテック関係者から信頼されているGlobal Cleantech 100のリストを組み合わせて実施され、革新性・市場性・実行力などに優れた25社が選出されます。
今回AZUL Energyは、「CRITICAL MATERIAL」分野において、レアメタルを使用しない画期的な有機金属錯体触媒技術が高く評価され、選出に至りました。
本技術は、白金族などの希少資源に依存せず、持続可能なエネルギー社会を支える高機能触媒として、エネルギー変換デバイスや次世代電池分野での実装が期待されています。脱炭素社会の実現に向けたキーテクノロジーとして、今後の展開が注目されています。




■APAC Cleantech 25について、またレポートのダウンロードは、下記のサイトをご覧ください。

https://www.cleantech.com/apac-cleantech-25/

■ AZUL Energyについて
AZUL Energyは、レアメタルを使用しない次世代エネルギーデバイス向けの高性能触媒“AZUL触媒”を開発する東北大学発のスタートアップです。既存の電池に代表されるエネルギーシステムでは、一般的に白金などのレアメタルが使われていますが、AZUL触媒はレアメタルを代替することができるため、資源制約のないエネルギーシステムを社会実装することが可能になります。AZUL Energyは、このAZUL触媒の技術によって、すべての人が手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーにアクセスできることを目指し、脱炭素社会、循環型社会の実現に貢献します。
【会社概要】
会社名   :AZUL Energy株式会社
設立    :2019 年7 月
代表者   :代表取締役社長 伊藤 晃寿
URL    :

https://www.azul-energy.co.jp

本社所在地 :宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー10階 CROSSCOOP内
東京オフィス:東京都千代田区大手町 2-2-1 新大手町ビル 3F 0club内
■ お問い合わせ先
AZUL Energy株式会社 担当:林 誠之
E-mail pr@azul-energy.jp

AZUL Energy、東北大学 藪研究室との合同チームが脱炭素特化の懸賞型研究開発事業「TOKYO PRIZE Carbon Reduction」に入賞
2025年03月14月 20時
AZUL Energy、東北大学 藪研究室との合同チームが脱炭素特化の懸賞型研究開発事業「TOKYO PRIZE Carbon Reduction」に入賞
青色顔料を用いたレアメタルフリー「AZUL触媒」を活用したCO2の有効利用技術(CCU)の推進
東北大学発スタートアップAZUL Energy株式会社(アジュールエナジー、本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:伊藤 晃寿、以下「AZUL Energy」)と、国立大学法人東北大学材料科学高等研究所(WPI-AIMR)(所在地:宮城県仙台市、所長:折茂慎一、以下「東北大学」)の藪 浩研究室の合同チームは、二酸化炭素排出削減技術を競う懸賞型研究開発事業「TOKYO PRIZE Carbon Reduction」で、50を超える応募チームの中から入賞に選ばれました。藪研究室で発明され、AZUL Energyが社会実装を進める独自のレアメタルフリー触媒「AZUL触媒」を用いたCO2の有効活用技術が評価されての入賞です。




2025年3月12日最終発表会での記念撮影(左が藪教授)
受賞の経緯
「TOKYO PRIZE Carbon Reduction」は、東京都が運営するスタートアップ支援展開事業「TOKYO SUTEAM」の一環として開催された、二酸化炭素削減技術を競う国内最大規模の懸賞型研究開発事業です。東北大学の藪研究室と AZUL Energy による合同チームは、二酸化炭素の有効活用技術で応募し、3 月 12 日に東京六本木で行われた最終発表会にて入賞に選ばれました。藪研究室と AZUL Energy が開発した AZUL 触媒と本触媒を用いた二酸化炭素の有効活用技術が評価されての入賞です。
AZUL触媒について
AZUL触媒は、青色顔料である金属アザフタロシアニンを炭素に分子状で担持した触媒です(参考文献)。このAZUL触媒に用いられるフタロシアニン化合物は、中心金属や置換基のデザインを変更することで、さまざまな電気化学反応の触媒として活用できます。 今回のTOKYO PRIZEでは、当社の触媒ライブラリーの中から、特定の中心金属を持つAZUL触媒がCO2の還元特性を示すという、東北大学・藪研究室による新たな発見を軸に提案を行いました。AZUL触媒は、レアメタルを使用せずに高い触媒活性を発揮し、さらに量産性にも優れることから、CO2の回収・有効利用技術(CCU, Carbon Capture and Utilization)のキー材料として高いポテンシャルを有しています。




顔料を主成分とするAZUL触媒の分子。フタロシアニン骨格のデザインにより、異なる触媒活性と色を持つ。
今後の展開
CO2削減には、CO2を単に回収するだけでなく、有益な炭化水素化合物などに変換し、有効活用することが不可欠です。従来、CO2を炭化水素化合物に変換するには、多くのレアメタルが触媒として使用されてきましたが、資源の制約や高コストが普及の障壁となっていました。
AZUL触媒は、青色顔料と炭素を組み合わせた安価でサステナブルな触媒であり、CCU分野において従来の触媒に代わる重要な役割を担うことが期待されています。
AZUL Energyは、「Empower Your Energy Future」をコンセプトに掲げ、空気電池、燃料電池、水素製造装置などへのAZUL触媒の組み込みを通じた社会実装に取り組んできました。今後は、これらのエネルギーデバイスに加え、カーボンリサイクル分野への適用も積極的に進めてまいります。
AZUL Energyは、先進的な触媒技術を通じて、クリーンエネルギーの普及を促進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
【参考文献】
H. Abe, Y. Hirai, S. Ikeda, Y. Matsuo, T. Matsue, H. Matsuyama, J. Nakamura, H. Yabu, “Fe Azaphthalocyanine Unimolecular Layers (AzUL) on Carbon Nanotubes for Realizing Highly Active Oxygen Reduction Reaction (ORR) Catalytic Electrodes”,
NPG Asia Materials
, 11, 57 (2019).
【AZUL Energyについて】
AZUL Energyは、レアメタルを使用しない次世代エネルギーデバイス向けの高性能触媒“AZUL触媒”を開発する東北大学発のスタートアップです。既存の電池に代表されるエネルギーシステムでは、一般的に白金などのレアメタルが使われていますが、AZUL触媒はレアメタルを代替することできるため、資源制約のないエネルギーシステムを社会実装することが可能になります。AZUL Energyは、このAZUL触媒の技術によって、すべての人が手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーにアクセスできることを目指し、脱炭素社会、循環型社会の実現に貢献します。
【会社概要】
会社名   :AZUL Energy株式会社
設立    :2019 年7 月
代表者   :代表取締役社長 伊藤 晃寿
URL      :

https://www.azul-energy.co.jp

本社所在地 :宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー10階 CROSSCOOP内
東京オフィス:東京都千代田区大手町 2-2-1 新大手町ビル 3F 0club内
■ お問い合わせ先
AZUL Energy株式会社 担当:林 誠之
E-mail pr@azul-energy.co.jp

AZUL Energy、日邦産業と販売店契約を締結
2025年02月17月 11時
AZUL Energy、日邦産業と販売店契約を締結
レアメタルフリーな高性能触媒『AZUL触媒』の市場展開を加速し、燃料電池・水電解・空気電池分野での実用化を推進
AZUL Energy株式会社(アジュールエナジー、本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:伊藤 晃寿、以下「AZUL Energy」)は、日邦産業株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:岩佐 恭知、以下「日邦産業))とレアメタルフリーの次世代エネルギーデバイス向け高性能触媒「AZUL触媒」の販売に関する販売店契約を締結したことをお知らせします。
当販売店契約によって、日邦産業は以下のAZUL触媒を利用したカーボン担持品、触媒インク、触媒塗工電極等を製品ラインナップに加え、販売店として取り扱っていきます。
・燃料電池用酸素還元触媒
・水電解用水素発生触媒
・空気電池用酸素還元触媒
日邦産業は、より付加価値の高い価値創造を目指し、新セグメントとしてEcoプロダクツ事業を柱のひとつに成長させることに取り組んでいます。Ecoプロダクツ事業では、パートナー企業との協働による製品の開発及び製造・販売を通じて、地球環境の保護に貢献することを目指しており、ターゲット領域として水素エネルギー関連に注力しています。
AZUL触媒は、水素エネルギーの普及を妨げる要因となっている白金を代替できるポテンシャルがあるため、両社による事業シナジーの発揮を見込んでおります。
当契約を通じた両社の緊密な連携により、AZUL触媒の早期の市場展開と実用化を加速させることで、クリーンエネルギー技術のさらなる発展を推進し、脱炭素社会、循環型社会の実現を目指します。
日邦産業は、2025年2月19日(水)~2月21日(金)に東京ビックサイトで開催される「H2&FC EXPO 国際水素・燃料電池展」に出展し、AZUL触媒を含め、水電解、燃料電池をテーマとした関連部材を多数展示いたします。
詳細:
https://www.nip.co.jp/nipponow/2025/2863730.html
https://www.nip.co.jp/nipponow/2025/2863730.html

■   日邦産業について
日邦産業は、精密プラスチック成形を核とした「モノづくり機能」と高機能生産材を核とした「商事機能」の2つを合わせ持つユニークな企業です。社員の存在を強みとする地域に根差したグローバル企業を目指し、お客様のモノづくりを支えることを存在目的としています。
【会社概要】
会社名   :日邦産業株式会社
設立    :1940年3月
代表者   :代表取締役社長 岩佐 恭知
URL      :
https://www.nip.co.jp/
https://www.nip.co.jp/

本社所在地 :愛知県名古屋市中区錦一丁目10番1号(MIテラス名古屋伏見)
■   AZUL Energyについて
AZUL Energyは、レアメタルを使用しない次世代エネルギーデバイス向けの高性能触媒“AZUL触媒”を開発する東北大学発のスタートアップです。既存の電池に代表されるエネルギーシステムでは、一般的に白金などのレアメタルが使われていますが、AZUL触媒はレアメタルを代替することできるため、資源制約のないエネルギーシステムを社会実装することが可能になります。AZUL Energyは、このAZUL触媒の技術によって、すべての人が手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーにアクセスできることを目指し、脱炭素社会、循環型社会の実現に貢献します。
【会社概要】
会社名   :AZUL Energy株式会社
設立    :2019 年7 月
代表者   :代表取締役社長 伊藤 晃寿
URL      :
https://www.azul-energy.co.jp
https://www.azul-energy.co.jp

本社所在地 :宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー10階 CROSSCOOP内
■   お問い合わせ先
AZUL Energy株式会社 担当:林 誠之
E-mail  pr@azul-energy.co.jp

AZUL Energy、AZUL触媒を搭載した空気電池を「BATTERY JAPAN [春] 2025 ~第18回 [国際]二次電池展~」に出展
2025年02月17月 11時
AZUL Energy、AZUL触媒を搭載した空気電池を「BATTERY JAPAN [春] 2025 ~第18回 [国際]二次電池展~」に出展
AZUL触媒の高い性能を活かした薄くて軽い紙電池を展示
AZUL Energy株式会社(アジュールエナジー、本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:伊藤 晃寿、以下「AZUL Energy」)は、2025年2月19日から3日間、東京ビッグサイトで開催される「BATTERY JAPAN [春] 2025 ~第18回 [国際]二次電池展~」に出展します。
AZUL Energyは、当イベントで空気中の酸素を用いて発電する空気電池を紹介します。空気電池の特長である高いエネルギー容量と密度に加え、AZUL Energyのコア技術であるAZUL触媒を使うことで、高い電池性能を実現しながらレアメタルによる資源とコストの課題も解決します。当イベントでは、このAZUL触媒を用いた空気電池を利用した、さまざまな課題を解決する電池ソリューションを展示します。
<主な展示ソリューション>
紙電池(金属空気紙電池)アプリケーション
薄くて軽い紙電池は、紙が濡れると放電する特長を持ちます。
この紙電池を利用した下記のアプリケーションを展示します。
・緊急用ビーコン:水難事故時などに、長く高出力で位置情報を発信
・非常用ライト:半永久的に保管可能な防災用ライト
・おむつセンサー:レアメタルを使わない使い捨て可能なおむつ用センサー
<開催概要>
展示会名:BATTERY JAPAN [春] 2025 ~第18回 [国際]二次電池展~
会場:東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)
会期:2025年2月19日(水)~21日(金)10:00~17:00
AZUL出展ブース:E41-17
公式サイト:
https://www.wsew.jp/hub/ja-jp/about/bj.html
https://www.wsew.jp/hub/ja-jp/about/bj.html

事前来場登録(無料)
展示会へのご来場には事前来場登録が必要です。下記の招待URLよりご登録ください。
https://www.wsew.jp/spring/ja-jp/register.html?code=1245264467511885-P3T
https://www.wsew.jp/spring/ja-jp/register.html?code=1245264467511885-P3T

■   AZUL Energyについて
AZUL Energyは、レアメタルを使用しない次世代エネルギーデバイス向けの高性能触媒“AZUL触媒”を開発する東北大学発のスタートアップです。既存の電池に代表されるエネルギーシステムでは、一般的に白金などのレアメタルが使われていますが、AZUL触媒はレアメタルを代替することできるため、資源制約のないエネルギーシステムを社会実装することが可能になります。AZUL Energyは、このAZUL触媒の技術によって、すべての人が手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーにアクセスできることを目指し、脱炭素社会、循環型社会の実現に貢献します。
【会社概要】
会社名   :AZUL Energy株式会社
設立    :2019 年7 月
代表者   :代表取締役社長 伊藤 晃寿
URL      :
https://www.azul-energy.co.jp
https://www.azul-energy.co.jp

本社所在地 :宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー10階 CROSSCOOP内
東京オフィス:東京都千代田区大手町 2-2-1 新大手町ビル 3F 0club内
■   お問い合わせ先
AZUL Energy株式会社 担当:林 誠之
E-mail  pr@azul-energy.co.jp

東北大学発スタートアップAZUL Energy(アジュールエナジー)は、シリーズAセカンドクローズとして1.4億円を追加調達し、累計調達額は6.4億円に。
2024年01月31月 10時
脱炭素社会の実現に向け、次世代エネルギーデバイス用レアメタルフリー触媒の開発を加速レアメタルを使用しない次世代エネルギーデバイス向け高性能触媒製品を開発する東北大学発スタートアップAZUL Energy(アジュールエナジー)株式会社は、シリーズAセカンドクローズとして新たに1.4億円の資金調達を実施したことを発表いたします。今回の資金調達では、三菱UFJキャピタル株式会社、ガバナンス・パートナーズ株式会社の2社を新たな引受先として第三者割当増資を行いました。前回のシリーズAファーストクローズと合わせて調達額は合計4.75億円となり、シリーズAの資金調達を完了いたしました。シードラウンドなどを含めこれまでの累計調達額は6.4億円となります。
当社は、既存のエネルギーシステムなどで使われている白金などレアメタルを代替することが可能となる新たな触媒技術を開発しており、資源制約のない独自の触媒を社会実装することにより脱炭素社会、循環型社会の実現を目指しております。
今回のセカンドクローズを含むシリーズAの資金調達により、独自の触媒を組み込んだ電極シートの量産化、金属空気電池や燃料電池/水電解装置などへの用途展開と海外事業開発を進めて参ります。

脱炭素社会の実現次世代エネルギーデバイス用レアメタルフリー触媒の開発

【資金調達の背景】
これまで、次世代エネルギーデバイスとしてCO2排出量の削減が期待される燃料電池や水電解装置などの水素エネルギーシステムでは、電極に用いる触媒として白金など高価で資源制約のあるレアメタル触媒が用いられてきました。しかし、資源制約の大きいレアメタル触媒は、高コストのみならず経済安全保障の面でも課題があり、その代替が求められておりました。
AZUL Energyは、東北大学発スタートアップとして2019年7月に創業し、独自に開発したレアメタルフリーの高性能触媒「AZUL触媒」の事業化を進めて参りました。AZUL触媒は、燃料電池や金属空気電池の空気極における酸素還元反応において高い触媒活性を有しており、また従来の製造プロセスを用いて量産することが可能となります。当社は資源制約のない触媒として、お客様に低コストな高性能触媒を安定して供給するべく開発を進めております。
2021年の資金調達以降、燃料電池や金属空気電池、水電解装置などを開発、製造されているお客様にサンプルを提供し本格採用に向けた実証実験などを進めて参りました。今回のシリーズA資金調達により、AZUL触媒を組み込んだ電極シートの量産化を進め、国内外の新規のお客様の開拓やさらなる触媒性能の向上、新規用途に向けた開発に取り組んで参ります。
AZUL Energyは、独自の技術により開発したAZUL触媒を社会実装することで、レアメタルに依存しない環境配慮型の高性能エネルギーシステムを構築し、脱炭素社会、循環型社会の実現に貢献致します。
【投資家一覧】
■ 三菱UFJキャピタル株式会社
(三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合)
■ガバナンス・パートナーズ株式会社
(投資事業有限責任組合ガバナンス・パートナーズ起業家ファンド)
【出資者からのコメント】■三菱UFJキャピタル株式会社 
副部長 幡野浩一様脱炭素、エネルギー安全保障の観点から「水素」への注目が世界的に高まっていますが、水素を作る水電解装置や、水素を使う燃料電池は、触媒としてプラチナやイリジウムなどの大量のレアメタルを使用する課題を抱えています。
AZUL Energyが開発したレアメタルを使わないAZUL触媒は、この課題を解決してゲームチェンジャーになる可能性を秘めていると期待し、この度出資をさせていただきました。
複数の顧客候補との事業開発も進捗し、製造面での協業体制も構築しつつあるほか、新たな用途開発などの多様化も進展しており、今後の成長を期待しています。
弊社もMUFGとしての強みを活かし、AZUL Energyの成長に貢献して参りたいと考えています。■ガバナンス・パートナーズ株式会社 
取締役 小田光介様
AZUL触媒の高い触媒性能、コスト優位性、安全性など、次世代エネルギーデバイスとして期待される燃料電池のレアメタルフリー化に期待しご出資させていただきました。今回の資金調達によるAZUL触媒を組み込んだ電極シートの量産化と用途展開、そして、素材技術で先端研究をリードする東北大学発ベンチャーの海外展開に期待しております。
カーボンニュートラルの実現に貢献する持続可能なエネルギーソリューションカンパニーとして引き続き期待し応援させていただきます。
【事業概要】
東北大学が開発した高性能触媒をコア技術として、次世代エネルギーデバイス関連事業において、触媒材料事業および次世代エネルギーデバイス事業を展開しております。
◯高性能触媒材料事業
燃料電池・金属空気電池などの酸素還元反応用の電極触媒やグリーン水素製造用の水電解触媒など、独自触媒の高性能化とコストダウンにむけた研究/開発とその製造/販売
◯次世代エネルギーデバイス事業
金属空気電池の軽量・高容量の特徴を活かした、ウェアラブル・IoT用小型バッテリーおよびドローン用軽量・高容量バッテリーの研究/開発/製造/販売
【AZUL Energyについて】
会社名   :AZUL Energy株式会社
設立日   :2019 年7 月11 日
代表者   :代表取締役社長 伊藤 晃寿
役員    :取締役副社長 林 誠之、取締役・最高科学責任者 藪 浩、取締役 阿部 博弥
URL    :https://www.azul-energy.co.jp
本社所在地 :〒980-0811
       宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー10階 CROSSCOOP内
開発センター:〒980-8577
       宮城県仙台市青葉区片平2-1-1
       国立大学法人 東北大学 産学連携先端材料研究開発センター(MaSC)
東京オフィス:〒105-0001
       東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階 CIC Tokyo内
資本金   : 3億2800万円
【本件に関する問い合わせ先】
AZUL Energy株式会社 代表取締役社長 伊藤 晃寿
E-mail :contact@azul-energy.co.jp
URL :https://www.azul-energy.co.jp